40s  ROLL

今回のWORKSのテーマが

『ROLL』ということで、

こちらのFeatureでもROLLを特集していきます。

ROLLは紀元前から存在し、時代に沿って様々なヘアースタイルに変化してきました。

近年では40sの代表的なスタイルとして広く用いられました。

40sはいくつかのヘアスタイルが流行しましたが、それらには共通点があります。

デザインされた前髪とロールが特徴です。

全体的にカールヘアーで、前髪はいろいろなデザインでボリュームを出していました。

この時代、顔のコンプレックスを髪型でカバーするという思考が根付いていました。

細面を気にしていた人はそれをカバーするためにサイドやネープの裾にロールを作って顔幅を広く見せていたり様々な工夫が施されていました。

​カールヘアのほとんどはPin curlで作られました。

Pin curl  ピンカール

濡れた状態の髪を指に巻きつけてカールを作り、完全に乾いたらブラッシングする。

それをベースにヘアースタイルが作られた。

40sの女性達は清潔で艶やかな髪を保つために、シャンプーはもちろん、1日2回のブラッシングや頭皮マッサージをするなど、ヘアケアを大切にしていました。

ほとんどの女性は髪を洗ったり、カットしたり、ヘアスタイリングするために毎週、または時間に余裕がある限り、頻繁に美容室に通いました。

工場などで働く女性達が美容室に行く為に休みを取るので、それを改善するために工場長は自分のサロンを作り、そこに行かせたほどです。

特に戦時中は女性にとって‘‘美’’は重要な業務でした。

​美容室に行くまでの間、自宅で髪を洗うか、それができないときはスカーフやターバン、大きな帽子で汚れた髪を隠していました。

Front  フロントバリエーション

バングスロール

​サイドロール

リバースロール

ポンパドール

バングスカール

40s HAIR STYLE

​40s前半の髪型はかなり短く、顔まわりにフィンガーウェーブや細かいカール。

Pompadour  ポンパドール

トップを高くするのは44年にピークに達しました。当時のセックスシンボルのリタ・ヘイワースはカールで自然に高さを出すスタイルを取り入れました。

特にカールがないときは、代わりに大きなロールを作ってボリュームを出しました。

それをポンパドールといいます。

Victory Roll  ヴィクトリーロール

髪の毛束を指で挟んで丸めてロールを頭頂部の両側に作る。戦争の勝利を願ったことからきている

​40sの象徴的なスタイルです。

Page boy   ページボーイ

​45年頃からトップのボリュームが落ち着いて、スムースでシンプルになりました。

​長い髪を内側に巻き込んだスタイルです。

40sのヘアスタイルはフロントサイドバックロール、カール、ページボーイを組み合わせてスタイルが広がっていました。

ヘアスタイルに対しての意識がとても高かったと思えます。

40sのヘアースタイルの中でも『ROLL』Featureしてみました

『THE RETRO STYLE 』

スタイル作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

Back number