Steven Meisel (スティーブン・マイゼル)

1954年アメリカ合衆国ニューヨーク出身。
パーソンズ美術大学でイラストレーションを学び、ファッションデザイナーの元でイラストレーターとしてキャリアをスタートしました。

左 アーヴィング・ペン 右 リチャード・アベドン
なんと当初は写真家になることなど考えたこともなかったそうです。
ですがアーヴィング・ペンやリチャード・アベドンといった写真家を敬愛し、
次第に写真という媒体に未来を感じるようになったそうです。
当時雑誌の仕事で出入りしていたモデルたちのテスト撮影をする機会を得て、
平日はイラストレーターとして仕事をする傍ら、
週末はモデルのために写真を撮り始めるようになり、
その後その写真がセブンティーン誌の編集者の目に止まり、本格的に写真家に転向しました。

現在ではイタリア版VOGUE、ドルチェ&ガッバーナ、プラダ、カルバン・クラインなどの広告も手掛けています。

作品に関しては暴力的、退廃的とも評されもしますが、自身の作品の特徴は
「グラマラス」であると彼は語っています。

リンダ・エヴァンジェリスタやカレン・エレソンなどのトップ・モデルを発掘したことでも知られています

1985年にはマドンナの「ライク・ア・バージン」のジャケットを手掛け、

1992年には彼女の伝説的な写真集「SEX」で世界中に論争を巻き起こしました。

自身もインディアンの血を引く個性的な容姿を活かし、モデルを務めていたそうです。


今もなお数々の有名メゾン、ブランドの広告を手掛けています。

VOGUE Italy 50th Anniversaryのエディトリアル。
世界一のファッションフォトグラファーは誰かの話になった時に必ず名前が上がります。
Instagramも要チェックです。@stevenmeisel