Photographer

この記事では、ファッション写真を語る上で絶対に外すことのできない写真家たちを紹介していきます。


今回はこちらの3人です。


Steven Meisel


Patrick Demarchelier


Peter Lindbergh



まずはこの人から




Steven Meiselスティーブン・マイゼル)



1954年アメリカ合衆国ニューヨーク出身。

パーソンズ美術大学でイラストレーションを学び、ファッションデザイナーの元でイラストレーターとしてキャリアをスタートしました。

 左 アーヴィング・ペン 右 リチャード・アベドン


なんと当初は写真家になることなど考えたこともなかったそうです。

ですがアーヴィング・ペンリチャード・アベドンといった写真家を敬愛し、

次第に写真という媒体に未来を感じるようになったそうです。


当時雑誌の仕事で出入りしていたモデルたちのテスト撮影をする機会を得て、

平日はイラストレーターとして仕事をする傍ら、

週末はモデルのために写真を撮り始めるようになり、

その後その写真がセブンティーン誌の編集者の目に止まり、本格的に写真家に転向しました。

現在ではイタリア版VOGUEドルチェ&ガッバーナプラダカルバン・クラインなどの広告も手掛けています。


作品に関しては暴力的、退廃的とも評されもしますが、自身の作品の特徴は

「グラマラス」であると彼は語っています。



リンダ・エヴァンジェリスタカレン・エレソンなどのトップ・モデルを発掘したことでも知られています




1985年にはマドンナ「ライク・ア・バージン」のジャケットを手掛け、


1992年には彼女の伝説的な写真集「SEX」で世界中に論争を巻き起こしました。



自身もインディアンの血を引く個性的な容姿を活かし、モデルを務めていたそうです。





​今もなお数々の有名メゾン、ブランドの広告を手掛けています。



 VOGUE Italy 50th Anniversaryのエディトリアル。



世界一のファッションフォトグラファーは誰かの話になった時に必ず名前が上がります。


​Instagramも要チェックです。@stevenmeisel


以上、 Steven Meisel(スティーブン・マイゼル) でした。




続いて紹介するのは、


Patrick Demarchelier(パトリックデマルシェリエ)


1943年8月21日にフランスのルアーブルで生まれました。

17歳でコダックイーストマンのカメラを誕生日に贈られ、1975年に彼はニューヨークに移り、写真家アンリカルティエブレッソンジャックギルバートのもとで働き始めました。

         Henri Cartier -Bresson (アンリ・カルティエ=ブレッソン)

          Jack Gilbert(ジャック・ギルバート)


1970年代後半以来、彼はアメリカ、イギリス、パリのすべての主要なファッション誌で写真を撮っています。

1992年にVOGUEとハーパーズバザーと契約し、その後、雑誌の主要な写真家となりました。



故ダイアナ元妃のリクエストで、イギリス人以外で初めて英国王室の公式フォトグラファーになったことでも知られています。



ディオール、ルイヴィトン、カルバン・クライン、CHANEL、YSL、ラルフローレンなどの数々の広告を撮影しています。

毎年、ゴージャスなセレブが登場するイタリアのタイヤメーカーピレリの2005 年のカレンダーの契約を獲得し、50年を迎える2014年に、アニバーサリー版としてもパトリック・デマルシェリエが撮影しました。

2007年に、彼は芸術と文学の役員としてフランス政府に表彰されました。

VOGUE編集者であるアナ・ウィンターは、彼の作品を「時代を超越したクラシック」と表現しています。

アナ・ウィンターをモデルとしたと言われる小説・映画「プラダを着た悪魔」で登場する「パトリック」はデマルシェリエを指していると言われています。



写真集もたくさん出ています。 下記におすすめを貼っておきます。


興味を持った方はここには載っていない彼の作品も是非見てみて下さい。

​Instagramも要チェックです。@patrickdemarchelier

以上、Patrick Demarchelier(パトリック・デマルシェリエ)でした。



続いて、



Peter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)

ピーター・リンドバーグは1944年にドイツ・リッサ(現ポーランド領)で生まれ、西ドイツのデュースブルクで幼年期を過ごした。美術学校で絵画を学んだ後、27歳で写真を始めました。ファッション写真に専念するため1978年にパリへ移り、ナオミ・キャンベルリンダ・エヴァンジリスタタチアナ・パティッツなど数多くのトップモデルを撮影していました。



タチアナ・パティッツ

        

ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォード、リンダ・エヴァンジェリスタ、タチアナ・パティッツ、クリスティー・ターリントンなど何人ものスーパーモデルを共演させるスタイルは話題を呼び、その後の90年代のスーパーモデルブームの火付け役とも呼ばれた。

挑発的なポーズのつけかたやコントラストの強いモノクロ写真は彼のシグネチャーとも言える。   


ヴォーグ』『ハーパース・バザー』などのファッション誌に掲載されました。


アナ・ウィンターが1988年米版ヴォーグの編集長に就任して初めての号の表紙を手がけたことでも知られ、90年代のスーパーモデルを被写体に数多くの作品を発表してきました。

2016年『Peter Lindbergh. A Different Vision on Fashion Photography』

オランダ、ロッテルダムのクンストハル美術館で開催された Peter Lindbergh の大規模な回顧展にあわせて出版されたもので、40年間にわたって撮影された400以上の作品を収録。


2017年『Shadows on the Wall』リンドバーグが14人の世界的な女優たちの、その人自身の持つありのままの美しさをとらえた写真集。


​他にも魅力的な写真集がたくさんあります。

2019年9月3日に74歳で死去した。リンドバーグの写真家としてのキャリアは30年以上におよび、20世紀において最も象徴的で礼賛されるファッション写真の数々を世に生み出した。リンドバーグの作品のスタイルにはナチュラルな傾向があり、ポーズを取らないありのままの姿をモノクロ撮影したものが多い。

​一般的な「美」の概念に否定的で、作品にレタッチを加えない主義を貫いていたそうです。

ピーターにとって白黒の世界は「真実」に限りなく近いもので、その世界を追求したいと思うようになったそうです。

いかがでしたか?

興味を持った方はここには載っていない彼の作品も是非見てみて下さい。

​Instagramも要チェックです。@therealpeterlindbergh

以上、ピーター・リンドバーグでした。



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