Hair Stylist vol2

世界で活躍するクリエーターを紹介します。


今回はヘアースタイリスト二人です。


Julien D’ys(ジュリアン・ディス)

Odile Gilbert(オディール・ジルベール)



まずは、

Julien D’ys(ジュリアン・ディス)



アーティスティックなヘアスタイルを常に作り出し、希代なヘアスタイリストと言われ続ける、ジュリアン・ディスをご紹介します。



フランス生まれの彼は幼い頃から絵が好きで13歳で展覧会を出展するほどの画才の持ち主。最初こそ美容師の見習いをしたそうですがすぐにその才能を見出され雑誌ELLEの仕事をきっかけにNYに渡る。一躍名が売れたが再びフランスに戻りモードの世界で数々のコレクション、雑誌撮影をしています。



シャネル、ジョンガリアーノ、などの一流メゾンや有名雑誌のヘアを長く担当しています。


80年代からコムデギャルソンのコレクションヘアを30年近く現在も担当しています。


1997年公開の The fifth Elementのミラジョボビッチのヘアを手がける。

近年ではN・キッドマンやマドンナのヘアを担当しツアーに同行。


とにかくアーティスティックを好む彼の作るヘアスタイルはアート作品そのもの。

「退屈が大嫌い」という彼はヘアメイクの概念にとらわれない美しいものを作り出す。ファッションでも服よりも先に彼の手掛けるヘッドピースが先に目に付くし、斜め上を行くクリエーションを生み出す。


固定概念に縛られず、既成概念を打ち破って表現するヘアを作り出す。それは様々なものを使ってわざと汚れたナチュラルな質感を作ったり、針金、アクリル絵の具、植物などありとあらゆるものを使い独創的なヘアを作り出す。しかしどこかエレガントさを感じるのが彼のヘアの魅力。


2006年に写真集を出版。

「JULIEN D’YS par JULIETTE BUTLER Paris defiles backstage」





Instagramも要チェックです。

@juliendys


以上、『Julien D’ys』でした。





Odile Gilbert

オディール・ジルベール

フランス生まれで渡米し80年代から90年代にかけてNYで活躍し、現在パリを拠点に活動しているフランスが誇る偉大なヘアアーティストです。

NYに渡り、ヘルムト・ニュートンなど多くの著名フォトグラファーの撮影に参加している。


その後、カルバン・クラインシャネルジョルジオ・アルマーニジャン・ポール・ゴルチエといった有名なメゾンの広告キャンペーンのヘアを手掛け地位を確立しました。


ファッション誌、VOGUELOVEW等で常に活躍。たくさんの雑誌のカバーに抜擢されています。彼女の名前を知らなくとも見たことのあるものが多いのではないでしょうか。

ゴルチエのショーのために制作した、髪の毛で編まれたシャポーがニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵される等、美容の枠を超えた活躍をしています。


ソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」のメインキャラクターのヘアアートディレクションを担当。

2001年彼女のヘアアクセサリーライン「Odile Gilbert Creations」が完成。


2003年発売のオディール・ジルベールの作品集『Her Style』。こちらは彼女の90年代の作品を中心に当時のスーパーモデル、ナオミキャンベルケイトモス等がピーター・リンドバーグカール・ラガーフェルドニック・ナイト等のトップフォトグラファーによって撮影された写真とバックステージの様子が多数掲載されています。


2006年”Chevalier des art set des lettres”というフランスの芸術文化勲章を受賞。

現在この栄誉を持つ女性美容師は世界中で彼女ただ一人しかいない。

オディールの作るヘアからは、ただ綺麗なものだけが「美しい」のではないことが伝わってきます。「髪の毛」でここまでの女性の美しさを引き出し、また引き立たせるとは、まさに魔法。

Instagramも要チェックです。@odilegilbert_official

以上、『Odile Gilbert』でした。