今回はBig Hairを特集していきます。
Big Hairはボリュームを出したり大きなシルエットを強調する髪型で、60年代に流行が始まり、特に80年代に人気を博しました。
同様のスタイルは歴史の様々な時期に流行しました。
60s

トンプソン・ツインズの トム・ベイリー、ラクエル・ウェルチ 、 ブリジット・バルドー 、 ジェーン・フォンダなどの女優は、1960年代から70年代にかけてBig Hairのアイコンになりました。
「髪が高いほど神に近い!」とも言われていました。
これらのBig Hairのアイコンは、60年代初頭から70年代にかけて女性のスタイルを再定義しました。

当時、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの夫人であった、ジャクリーン・ケネディも内側に織り込んでボブにスタイリングされているか、肩のあたりでおろして外ハネしたBigHairスタイルで、優雅さと魅力を具現化しました。 当然、アメリカ中のサロンへの要望も高くなりました。

一方、スタイルアイコンのカトリーヌ・ドヌーヴとブリジット・バルドーは、リボンやヘッドバンドでボリュームを出したり、ふわふわでフェミニンなスタイルを見せました。
短髪または長髪、前髪、さらにはカーリーな質感でも適切な量のヘアスプレー、バックコーム、ボビーのピンがあれば、ふんわり効果が得られます。
70s

当時のセックスシンボルである、女優のファラ・フォーセットのボリュームたっぷりのハイレイヤーの髪型は70〜80年代の象徴的な例になりました。
80s
どちらの性別でも、1980年代にBig Hairが人気になりました。
80sは近代の歴史上でも一番大きく作られました。

1980年代中頃、タイムマガジンでも、人気ポップスターのマドンナもBig Hairをしていました。 すぐに、多くの女性が彼女のスタイルを真似し、1980年代のファッションで最も象徴的なアイコンの1人になりました。
個人的にもBig Hairは好きです。
作品撮りにおいてHair が主役になることがあるからです。
自分の創造性をおもいっきり髪にぶつけてみたくなる時があります。
そんな時にBig Hair!!
逆毛をおもいっきり立て、エクステンションをこれでもかってぐらい付け、Wigをいくつも
重ねていきます。

見ているだけで楽しくなってきます。
Big Hair の作品 Hair by KADOTA
写真で見ると実物より少し小さく見えるので、少し大きめに作って調整してください。
今年も例年と同じように、ただひたすらに自分の好きなものを追求して、一つでも多くの作品を残していきたいです。
皆さんも、おもいっきり主張したヘアーを作ってみてください。
Big Hair 作品撮りをする時にオススメです。
カドタ