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Photographer Peter Lindbergh

Peter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)

ピーター・リンドバーグは1944年にドイツ・リッサ(現ポーランド領)で生まれ、西ドイツのデュースブルクで幼年期を過ごした。美術学校で絵画を学んだ後、27歳で写真を始めました。ファッション写真に専念するため1978年にパリへ移り、ナオミ・キャンベルリンダ・エヴァンジリスタタチアナ・パティッツなど数多くのトップモデルを撮影していました。



タチアナ・パティッツ

        

ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォード、リンダ・エヴァンジェリスタ、タチアナ・パティッツ、クリスティー・ターリントンなど何人ものスーパーモデルを共演させるスタイルは話題を呼び、その後の90年代のスーパーモデルブームの火付け役とも呼ばれた。

挑発的なポーズのつけかたやコントラストの強いモノクロ写真は彼のシグネチャーとも言える。   


ヴォーグ』『ハーパース・バザー』などのファッション誌に掲載されました。


アナ・ウィンターが1988年米版ヴォーグの編集長に就任して初めての号の表紙を手がけたことでも知られ、90年代のスーパーモデルを被写体に数多くの作品を発表してきました。

2016年『Peter Lindbergh. A Different Vision on Fashion Photography』

オランダ、ロッテルダムのクンストハル美術館で開催された Peter Lindbergh の大規模な回顧展にあわせて出版されたもので、40年間にわたって撮影された400以上の作品を収録。


2017年『Shadows on the Wall』リンドバーグが14人の世界的な女優たちの、その人自身の持つありのままの美しさをとらえた写真集。


​他にも魅力的な写真集がたくさんあります。

2019年9月3日に74歳で死去した。リンドバーグの写真家としてのキャリアは30年以上におよび、20世紀において最も象徴的で礼賛されるファッション写真の数々を世に生み出した。リンドバーグの作品のスタイルにはナチュラルな傾向があり、ポーズを取らないありのままの姿をモノクロ撮影したものが多い。

​一般的な「美」の概念に否定的で、作品にレタッチを加えない主義を貫いていたそうです。

ピーターにとって白黒の世界は「真実」に限りなく近いもので、その世界を追求したいと思うようになったそうです。

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