Punkはパンクロックを中心に発生したサブカルチャーで、Fashion、ヘアーメイクにもPunkから生まれたものがよく使われています。
Punk Hairを見ていく前に、Punkが生まれた背景をざっくりと見ていきます。
1960年代後期にニューヨークで産声をあげたカルチャーが、70sにロンドンに渡り、1976年セックスピストルズのデビュー、同時期76年にニューヨークのラモーンズのアルバムが発売され、世界中に広がっていきました。
ロンドンのセックスピストルズ

ニューヨークのRamones
今回はPunkのIconと共に背景とヘアーメイクを見ていきましょう。
Patti Smith(パティ スミス)
アメリカ出身のミュージシャン
クイーンオブパンクと称えられている。 Punk の 特徴の一つであるDIY主義が髪型にも見られる。
Vivien Westwood
いまなお活躍するデザイナー
1971年にロンドンのキングスロードにショップを構え、SMの要素を取り入れたパンクスタイルを流行させる。
1975年にはマルコムマクラーレンと共にセックスピストルズをプロデュースする。
ブリーチした髪に髪を逆立てるのもパンクヘアーの特徴のひとつ。
Sid Vicious(シド ヴィシャス) Sex Pistolsのベーシスト。Punk Rock のカリスマです。
黒髪で不揃いなツンツンヘアー
端正なルックスとスタイルで、Sex Pistols加入前からVivien Westwoodのお気に入りでした。
Sex Pistols加入後は、過激なパフォーマンスで一躍Punk Heroに。
波乱に満ちた生涯が今もなお語り継がれています。
ナンシー スパゲントの破壊的な交際も話題に。
映画化もされているので(Sid and Nancy) 当時の雰囲気を知るにはもってこいです。是非!
Debbie Harry(デボラ ハリー)
ニューヨークのバンドBlondie(ブロンディ)のヴォーカル
脱色した髪に黒のメッシュがかっこいいです。
Soo Catwoman(スーキャットウーマン)
Bromlrey Contingent(ブロムリー派遣団)の1人としてピストルズとパンクムーブメントを認知させることに貢献。
ヴィジュアルから様々なパンクドキュメンタリーに出演していた。
ここまでインパクトがある髪型を残した人はいないんじゃないでしょうか?
現在、髪をショートに刈り込むBuzz Cutがセレブを始め、脚光を浴びていますが、
それの元祖です。
Avril Lavign(アヴリル ラヴィーン)
21世紀のパンクアイコンの1人
ファッション 、ヘアーメイク、私生活においても注目を浴びています。
punkを取り入れてた派手なカラーリング。 カラーメッシュは流行しました。
番外編
Lisbeth Salander(リスベット サランデル) 架空の人物 映画ドラゴン タトゥーの女のキャラクター
Rooney Mara(ルー二 マーラ)が演じた
黒髪、切り込まれた前髪にツンツンスタイリング。
Mohawk (モホーク)Hair






ファションの世界にも様々なモヒカンスタイルが取り入れられています。

モヒカンの作品 Hair by KADOTA
作品撮りに取り入れやすいスタイルなので皆様もぜひモヒカンスタイルに挑戦してみてください。
そのほかのpunk hairを見ていきましょう。

ツンツンヘアー

ウニ頭

ボサボサヘアー

刈り込む前髪
顔まわりを短くすると強い意志を感じます。 前髪wigなどですぐに取り入れたいスタイル

buzz cut(バズカット)
髪を短く刈り込んだスタイル buzzはバリカンの音を表しています。

派手なHair color
色は黒やブロンドなどの極端な色、vividな原色から抜け落ちそうな色、
DIYをだすためにムラにしたものまで様々。
以上ざっくりとPunk Hair をスタイル別に分けてみました。
Punk Hairの要素は撮影に取り入れやすくかっこいい作品が作れます。
Hair styleだけではなく、その時代のカルチャー、ファッション、ミュージックなどを知ることで、Styleに深みが出ます。
Ramones,The CLASHなどを大音量でながして、Wig制作をしてみて下さい。
KADOTA