Mesmerizing Beauty Vol 1
撮影において、メイクの重要性は説明するまでもありません。
この『Mesmerizing Beauty』では、撮影に従事する方や、これから作品撮りをしていきたい人に向けて、
Make Upの効果やそのHow toを伝えていきます。
第一回は、 ナチュラルメイクです。
ナチュラルメイクは、一見すると簡単そうに見えますが、誤魔化しが効かないため、実に奥が深くて、難しいメイクです。
ナチュラルメイクに対しての思考や手法は、メイクアップアーティストによって様々です。
今回ナチュラルメイクをしていただくのは、NAOYUKI WATANABEさんです。
モデルはRioさんです。

すっぴんでも十分綺麗なRioさん
まずは仕上がりをご覧ください。
彼女の素の良さを生かしながら、メリハリをつけたメークです。
何もしてないような、しかし、意思のある美しい女性。
言葉では形容し難い、内側から美しさが滲みでる感覚。
まさにプロフェッショナルの仕事です。
NAOYUKIさんから惜しみなく、テクニックを教わりましたので、How toを見ていきましょう。
HOW TO Natural Make up
1 入念なスキンケアから始まります。
この時に肌の状態によってはパックをすることも大切。
コットンにたっぷりの化粧水(アイテム1)した後に乳液(アイテム2)で保湿してあげる。
2 下地(アイテム3)、ファンデーション(アイテム4)はごく薄く。
3 目元をコンシーラー(アイテム5)でカバーする。その上にパウダー(アイテム6)を乗せて抑える。
4 アイブロウ(アイテム7)を描く。
ナチュラルメイクでも、意思を強めに出す時はしっかりめに書く。
5 アイメイク
ブラウンのペンシルアイライナー(アイテム 8)で、インサイドを埋める。
*インサイド・・・粘膜とまつ毛の間
アイラインを1ミリ目尻から外に描くことによって目元に自然な印象を与えます。
アイラインの後、まぶたの中央にハイライト(アイテム9)を扇状に入れることによって、立体感を出す。
6 チーク (アイテム10)
頬骨の下(ニコッとした時に一番高い所に楕円状に入れる。
写真、下の楕円。
7 ハイライト(アイテム11)を頬骨の上、写真、上の楕円の位置に入れる。
唇の山の上にもハイライトを入れる。
8 リップ
リップクリーム(アイテム12)を塗って、中央にハイライト(アイテム11)を乗せる。
9 シェーディング(アイテム 13)を顔側面に入れる。
10 ビューラー&マスカラ
今回はマスカラはつけずにマスカラ下地(アイテム14)のみ使用。
Items
今回使用したアイテムを紹介します
1、オルタナ タイムマネージメントエッセンス
2、オルタナ デイパーフェクション
3、グロッシア
4、グロッシア
5、グロッシア
6、THREE アルティメイト ダイアフェネス ルースパウダー
7、THREE プレスド アイブラウデュオ 02
8、ADDICTION アイライナーペンシル 04 ブラウンバニー
9、CHANEL ボームエサンシエル トランスパラン
10、THREE シマリング グッローデュオ 01
11、 CHANEL ボームエサンシエル スカルプティング
12、ホメオプラスミン
13、Dior バックステージ コントゥールパレット
14、エテュセ ラッシュバージョンアップ
いかがでしたでしょうか?
NAOYUKIさんによるナチュラルメイク。
綿密に計算された繊細で美しい仕上がりを今一度ご覧ください。
是非、撮影のメイクに取り入れてください。
次回もメイクアップのご提案をさせていただきます。